親に資産形成を教える意味

実家に帰省すると親とよく資産運用の話をします。

僕の親は60代なのですがかなり金融知識がなく、未だに日本円と国債は安定していると考えている気概があります。

普通に考えて預金で資産を持つという事は日本円へ投資する事を意味しているので、そういった意味でいえば円建資産にもリスクがあります。

特に前の記事に書いたように今日銀のBSは滅茶苦茶なので、今後の金融緩和継続によって円の国際通貨に対する購買力は更に低下する事が予想されます。

親の資産は100%円建預金で持っているためこれは危険な状態であるという事を説明しました。


国際決済銀行の円の実質為替レート(物価変動を除いた財物1単位を購入する力)は一貫して低下を続けており、円の価値は半分以下になってしまいました。

日本では長く通貨価値が安定していたため、僕の親世代は円が絶対的な価値の基準になっており非常に危うい方がそこそこいそうです。

この先日本は衰退フェーズに入るため、円の価値が一貫して低下していくと私は読んでいます。

その際には親の老後資産を確保する意味でも親に証券の使い方を教えてあげるのがいい事だと思います。

親にネット証券と大手の証券会社を紹介し、資料請求もしたので来週あたりに開設を手伝ってきます。


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