もう完全に昔話なのですがナンパを本格的にしていたことがあります。
モテないコンプレックスの克服のため
そこそこの大学にも入り、清潔感と身体にも気を使っている。
だけど全く女っ気がない人っていますよね。
高収入のエリート男性にもある程度いますが(恋愛はコスパが悪いと思ってしまうタイプ)自分は近い感じの存在でした。
大学は都内だったのでそこそこ女性との接点がありつつも全くモテない(今思えば見逃し三振的な事が何回かあった)かつ周囲の男女が恋愛ばかり。
ありがちな話なのですが性欲というより承認欲求が満たされない事がつらかったので、変に資格とか学校の勉強に逃げるようになります。
そこそこいい企業に内定が決まっても
まあ今のZ世代ほどではないにしろ、私の時代から恋愛も相手の企業や身分ではなくルックスを重視する傾向が強まっていました。
そんなわけでそこそこいい企業(日本でいう既得権益側の大企業)に内定が決まりそこそこの給料をもらっていたのですが全くうだつが上がらず、逆に変な劣等感だけが増していった状態でした。
見た目も(自分なりに)努力しており、趣味も頑張る(この表現はおかしいけど)中で空回りしていく悪循環。
俗っぽいですが20代前後の男なんて頭の半分がアレな事を考えているもので、変に拗らせ始めていました。
緊急治療としてナンパ
今考えると恥ずかしいうえに考えが極端だなと思うのですが渋谷や新宿、マッチングアプリ上でナンパをし始めていました。社会人2~4年目の頃です。
結構これが面白く、最初の頃は冷たい反応をされたり全くデートに繋がらない事が多かったのですが見た目(お金と服装研究、ボディメイク)、しゃべり方(自分の話し方を録音し聞いて直す)を変えていくことで相手の反応が見違えるほどよくなりました。
おかげで今の妻とも会え、この活動を終えることができた上に、女性に対して変なコンプレックスを持つことがなくなったので比較的綺麗に終えれたと思っています。
中には情報商材屋や整形にはまって抜けれなくなる人もいるので。何事も中庸が大事。
今の時代は性関係は持てるが恋愛は難しい
活動を通じて学んだことは性関係を持つことは簡単(イケメン風に装う)だが恋愛は難しいという事です。
相手と関係を結んでも「もっといいひと」がいるのではないかという考えが抜けれなく相手を好きになりずらいです。
未婚率が上がっている背景には相手を属性でしか見ることができない昨今の恋愛市場の発達があるのではないかと思う今日この頃なのでした。
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